
秘密の森 / 田中啓史
この雨があがったら
そっとあの場所に行こう
誰にも気づかれないで
秘密の森
maimaiというお店が始まる少し前。初代店長は僕にこう語ってくれた。
このお店は街路樹のイメージ。
町を歩くお客さんは、虫や鳥や森の生き物で、その生き物達が美味しいご飯を食べて栄養を取ったり、仲間としゃべったり、身体を休めたり、何かを発見出来る場所。
町の側で、ほっと休める、止まり木のような、街路樹のようなお店にしたい、と彼は静かに熱く語った。
ひみつのもりの絵本を見て
最初のmaimaiのイメージを思い出した。
移りゆく季節のように喜怒哀楽を魅せる森。
その中で気づく、想い。
ひかるやみ
そのさきをくちずさむ
このフレーズにグッときました。
一足早いケイシ君からのクリスマスプレゼント。
クリスマスでなくても、大切な人に贈りたい本と歌だと思います。
そして何度も繰り返し読みたくなる絵本です。
いつも勇気と男気を贈ってくれる啓史君ありがとう。
作品の製作過程と想いがつまったブログもぜひ読んでください。
http://keishitanaka.com/blog/